普段あまり意識せずに飲んでいる水ですが実はとても貴重な飲み物なんです。
地球は約7割を海洋が覆い約3割を陸地が覆っています。
水が豊富にあるイメージですが97.5%は海水で人間が使える淡水は2.5%しか無く、その中でも飲用水として使える水はわずか1%以下しかありません。
そのわずか1%以下の飲用水もほとんどが地下水で、湖や川などの地表にある飲用水は0.01%しか無いんです。
コンビニやスーパーなどで手軽に買える水にも種類があり、主に4種類に分けられます。
〇ナチュラルミネラルウォーター
特定の水源から採水されている地下水を原水としたもので、地下で滞留・移動する過程でミネラルが溶解した水です。
〇ナチュラルウォーター
鉱水や鉱泉水と呼ばれる特定の水源から採水された地下水に濾過・沈殿・過熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない水の事です。
〇ミネラルウォーター
ミネラル分を含んでいる水の総称で、後からミネラル分を人工的に添加してもミネラルウォーターと称することができます。極端な話をすれば水道水にミネラル成分を添加すればミネラルウォーターと称しても問題無い事になります。
〇ボトルドウォーター
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもので、水道水や蒸留水・純水などにミネラル成分を添加してもしなくても、水道法で規定されている基準に照らし合わせて「飲用適」と認められている水の事です。
上記のうち天然水と呼べるのはナチュラルミネラルウォーターとナチュラルウォーターのみです。
ペットボトルなどで販売されている水はナチュラルミネラルウォーターとナチュラルウォーターがほとんどですが、ウォーターサーバーなどの水はミネラルウォーターやボトルドウォーターもあるので購入の際はよく見て理解してからが良いかと思います。
日本は水に恵まれた国であり水道をひねれば水はすぐに出ますが、自分の中で水道水は科学的な処理を施した生活用水という認識のため滅多な事が無い限り口にする事はありません。
水道水は衛生上問題の無い水なんでしょうけど、大病を患った後だとどうしても口にするものに関しては気を遣うと言うかいろいろ考えてしまう部分があるため、国内・海外問わずなるべく自然のままで手を加えていないナチュラルミネラルウォーターを購入し続けています。
最近ではエビアン(フランス/硬水)・ヴィッテル(フランス/硬水)・サントリー 奥大山の天然水(鳥取県/軟水)・サントリー 南アルプスの天然水(山梨県/軟水)・財宝(鹿児島県/軟水)辺りを硬水か軟水が飲みたいかの気分で50リットルくらいまとめ買いしてストックしている事が多いです。
日本は水資源が豊富で水道も完備されている所が多いので水に対する意識は薄いかも知れませんが、海外に行かれた事がある方は水の有難さを認識されている方が多いのでは無いでしょうか。
日本では健康や美容目的などで水に注目されがちですが、世界的に見れば生きるために飲む水すらまともに手に入らない地域もあります。
選ぶのに困るくらい飲用水が手に入る日本は本当に豊かな国である一方で世界中にある水の中で飲める水はわずか1%以下しか無い事を頭の片隅に入れ、飲むための水を選べる事に感謝しなければいけないかも知れませんね。