1匹は体の大きな黒猫で、もう1匹は子猫なのか成猫なのかは分からないけど尻尾が短い体の小さなアメリカンショートヘア。
お腹が空くと駐車場に現れてはニャーニャー鳴き声を出してご飯をおねだりする。
さすがに野良猫だけあって、餌をもらっても警戒して決して自分の体には触らせない。
食べ終わって満足するとコンビニの辺りの小さな立ち木に登ったり小さな石ころを転がして遊び始める。
黒猫は人が近づくとすぐに逃げてしまうけど、アメリカンショートヘアは人に慣れているのか1メートルくらいまで近づいても逃げない。
街猫とまではなっていない野良猫2匹ですが、近所の方々からも可愛がられているようです。
最初から野良猫だったのか捨てられたのかは分かりませんが、野良猫の平均寿命は3~4年と聞きます。
交通事故や病気・栄養障害はもちろん、寒さに弱い猫はほとんどが冬に死んでしまうそうです。
怪我をしたり病気になったりしても病院へ連れていってくれる人はあまりいないだろうし、外で冬を過ごすのは命懸けでしょう。
冬が来る前に誰かに懐いて家族として暖かい家の中へ招き入れてもらえる事を願っていますが、野良猫として生きている以上は難しいかも知れません。
人間でも動物でも一緒だと思うのですが、少しでも不幸な子が減る世の中になって欲しいなと切に願っています。