フランスへ音楽留学中の友達

今回はフランスに留学している女友達の話を少し。



彼女はリアルな「のだめ」みたいな子です。大酒飲みで楽しければ良いって感じのピアノ弾き。茅ヶ崎で子供からオッサンまで幅広くピアノを教えている先生。

彼女のピアノ教室は、少し変わった教え方をしています。生徒が弾きたい好きな曲をいきなり教えています。



音楽教室に通った人なら分かるでしょう。最初はバイエルとか基礎練習曲ばかりでウンザリした事を。どう表現するとか技術的な面とかミッチリ教えられたはずです。



彼女はそれが嫌いで、まず好きに曲を弾かせているそうです。どう弾いてもそれを決して否定せず何を表現したかったのかを聞く。それからこんな風にも弾いてみようかって感じで教えているそうです。

ピアノを弾く喜びや表現する喜びを大事に教えている先生です。


ただ、自分と話す時にはいつも専門的な話ばかりします。楽曲研究の事やら歴史背景の事やらいろいろと。

いつも悩むのが歴史的背景と何を考えてその曲を作ったのかって話。自分もその点では同じ考えを持っています。音楽って作った人が何かテーマなり題材があって作っています。

それが昔の曲になればなるほど歴史の勉強も必要になります。当時何が流行っていたとか、どんな景色だったとか分野は様々。



簡単に言ってしまえばバッハだってEXILEだって同じ事(笑)!



それらを追求したくて彼女は突発的にフランスへ音楽留学に行きました。その途中経過みたいなものを、この週末にスカイプで話しました。

いや~スカイプってやっぱり便利だ!世界中どこでもネット環境があればタダで話せるし。

で・・・肝心な途中経過の話は・・・「奥が深すぎて逆に分からなくなった」そうです(笑)!まだ日本に帰って来ないけど楽しんで学んで欲しいと思います。

大酒飲みらしくこんな事も言ってました。「ワインとかも良いけど、そろそろ美味い日本酒が飲みたい」と(笑)!



日本に帰って来たら日本酒でも飲みながらまた語りたいです。その頃にはもっと素敵な先生になって帰って来るんだろうな!
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