循環器科で治療を受けている高血圧や高脂血症の薬と併せると本当に訳が分からなくなってきます。潰瘍性大腸炎は消化器外科で診て頂いているのですが、1日に必要なお薬を受診科ごとにまとめると状況はこんな感じです。
○循環器科(高血圧・高脂血症の治療)
ミカルディス錠40mg / 1日1回朝食後に1錠
フェブリク錠10mg / 1日1回朝食後に1錠
リバロ錠1mg / 1日1回朝食後に1錠
コニール錠4mg / 1日1回朝食後に2錠
○消化器外科(潰瘍性大腸炎の治療)
アサコール錠400mg / 1日3回毎食後に3錠
セレキノン錠100mg / 1日3回毎食後に1錠
ラックビー錠 / 1日3回毎食後に1錠
コロネル細粒83.3% / 1日3回毎食後に1包
柴苓湯エキス細粒 / 1日3回毎食後2時間後に1包
プロマックD錠75 / 1日2回朝食後と寝る前に1錠
強力ポステリザン軟膏 / 1日2回
ステロネマ注腸3mg / 医師の指示通り
ペンタサ坐剤1g / 医師の指示通り
朝に飲まなければいけないお薬が一番多く、その分だけお水も飲みます。食べ物は胃が荒れない程度に少し食べるだけですが、お薬だけで朝食を摂った気分になるくらいお腹いっぱいです(笑)。
症状が落ち着いている時は1日のトイレ回数が5~7回程度で腹痛も少ないのですが、悪化するとトイレ回数が10~30回程度と増えて下血も始まり、腹痛やトイレで夜中に何度も目が覚めて眠れなくなります。その繰り返しでストレスや疲労感から起きているのもツラくなっていきます。それが約1か月半の周期で続いている状態です。
次回の診察までに改善傾向が見られ無ければステロネマ注腸3mgから経口投与のステロイド剤に切り替えて、しばらく様子を見て改善が思わしく無ければ大学病院の専門科で診てもらうとの治療方針になっています。
潰瘍性大腸炎は対処療法で寛解(病気の症状が一時的あるいは継続的に軽減した状態)を目指すしか無く、約7割の患者さんは臨床的にコントロールできる病気になりつつありますが、自分のようにコントロールが上手くできない人もいるし、100人いれば100人とも治療法が異なる厄介な病気です。原因や根本的な治療法が確立していないので難病(特定疾患)に指定されています。
悪化している時はツラいの言葉しか出て来ませんが、好転してくると健康って素敵な事だなって実感と共に気持ちが前向きになれます。
健康な方と変わりない生活が出来るその日を目指して治療を頑張ろう!