新型コロナウィルスに感染してから6カ月が過ぎましたが、後遺症と思われる頭痛と倦怠感がまだ抜けきっていません。
中長期的に対症療法で治療を続けていくしかないので、悲観せずに無理をせず回復に努めようと思っています。
さて、新型コロナウィルスに感染するとどういう症状が出るのか?
人それぞれ違う兆候があると思いますが、今回の自分に起きた状況を書いてみたいと思います。
〇2022年2月6日(日)
夕方過ぎまではいつもと変わらず普通に過ごしていました。
異変が起きたのは夜の19時過ぎ。今までに感じた事が無いくらいの疲労感を感じ、起きているのがツラい状況になったため少し横になったのが始まりです。
21時くらいに熱っぽいなと感じ、這いつくばるような感じで起きて検温をしたら39.1℃の熱がありました。インフルエンザの時のように急な悪寒などは全く無く、ほんの1~2時間で急に高熱が出たような感じです。
とりあえず常備薬のアセトアミノフェン(タイレノール)を服用して、翌日にでもPCR検査に行こうと思いその日はすぐに就寝しました。
〇2022年2月7日(月)
疲労感に倦怠感が混ざったような状態となり、自力で起きる事が困難になっていました。また、喉の奥に何かが張り付いたような違和感を感じるようになりました。
熱っぽいし起き上がる気力すら無いような感じでしたが、何とか会社とかかりつけ医に電話をして病院へ行こうと思いつつ意識が途切れました。
〇2022年2月8日(火)
前日と違って体温は37.2℃に下がり疲労感や倦怠感のようなものが急激に無くなりました。
かかりつけ医に電話をして発熱外来の予約を取り直して病院へ。
PCR検査は翌日にならないと結果が出ない事から15分くらいで判定できる抗原検査も併せて実施して頂いた所、5分と待たずに陽性反応が出たため感染したとの診断に。東京都や区の感染者向けの資料一式を渡されて自宅で待機。
肝機能の異常がある事から基礎疾患に該当するとの判断でモルヌピラビル(ラゲブリオ)を処方され、自宅玄関前に薬局から届けてもらい電話で説明を受けてから服用を開始。
〇2022年2月9日(水)
かかりつけ医から朝の8時半頃に電話がありPCR検査でも陽性となった事から、自宅待機で東京都のサポートセンターもしくは保健所からの連絡を待つように説明を受けました。
〇2022年2月11日(金)
電話がかかってくると言う話でしたがSMSで保健所から連絡があり、厚生労働省のMy HER-SYS(マイハーシス)に登録して朝・晩の体温測定と健康状態の入力を開始しました。
〇2022年2月12日(土)
東京都のサポートセンターからSMSがあり、LINEで朝・晩の健康観察を行なうための登録と自宅療養のための食糧をいつ届けてもらうかの希望を回答して、1日に2回My HER-SYS(マイハーシス)とLINEで健康状態の回答をする事になりました。
〇2022年2月13日(日)
午後に東京都から依頼を受けた配食担当と言う方から電話があり、リンゴ箱くらいの大きさの段ボール2箱と2リットルの水6本入りの箱の計3箱が届き、本格的な自宅療養生活が始まりました。
夕方頃には東京都のサポートセンターから電話があり、自宅療養を2月16日まで可能であれば19日までして欲しいとの案内があったため19日までしますと回答。
〇2022年2月19日(土)
東京都のサポートセンターから電話があり、看護師さんと経過と現在の状況などについて話をし、本日をもって自宅療養を終えて頂いて結構ですとの言葉を頂き自宅療養解除となる。
自宅療養中に貸し出して頂いたパルスオキシメーターは4月下旬頃に回収に来ました。
遅くなってすみませんと謝られましたが、個人的には健康観察に役立ったし感染者数の急増で貸し出しができない時期もあったそうなので、逆に感謝の気持ちを伝えさせて頂きました。
今は倦怠感も頭痛も改善傾向にあるのでツラかったあの日を忘れつつありますが、感染しないに越したことはありません。
味覚や嗅覚に異常が出なかったし、ブレインフォグと言われる集中力の低下や軽度の認知障害などは起きなかったので不幸中の幸いだったかも知れません。
倦怠感や頭痛が残ったのは嫌と言えば嫌ですが、生活に支障をきたす程の後遺症に悩まされている方々もいる事を考えると心が痛みます。
ワクチンよりも効果的な治療薬が早くできる事を願うばかり。