闘病を開始して7年目で初めて緩解(寛解)に至りました。
初期の頃は耐え難い腹痛や下痢などが続き仕事など全くできない状態でした。そのため離職して病気と闘う日々が始まりました。今はアサコールやリアルダなどの新薬が出ているので、ある程度の回復はできたものの緩解(寛解)には至らず本当に苦労しました。
3勤4休から派遣で仕事も再開していましたが、体調を見ながらの勤務だったので長期の仕事には就けませんでした。4勤3休ができるようになった頃から長期の仕事も再開しました。
今回やっと緩解(寛解)に至った事から、5勤2休のフルタイム勤務にこの4月から復帰しています。
自分の場合はアサコールよりリアルダが効果的だったため、現在は毎朝リアルダ錠を2錠服用する緩解(寛解)療法に移行しました。またステロイド剤を使用する治療には戻りたくないので、体調管理を万全にして仕事を進めていきたいと考えています。
その一方で新型コロナウィルスの蔓延が止まらず世の中が混乱を極めていますが、健康な方よりは罹患の確率が高いため医師からも「絶対に新型コロナウィルスに感染しないように気を付けて」と念を押されています。うがい・手洗い(消毒)・マスク着用の基本的な感染対策とソーシャルディスタンスを守る事くらいしかできませんが、毎日朝と晩の検温も欠かさず続けています。
今の仕事は出社しなければできない仕事のためやむを得ず電車で通勤していますが、昨年1回目の緊急事態宣言が出た頃と比べると電車の混み具合がほぼその前に近いくらいにまで戻っており、テレワークやリモートワークが普及していないのを肌で感じます。
通学やサービス業のように出勤しなければ仕事ができない人たちがいる一方で、自宅での仕事が可能でも会社が対策を怠り出社しなければいけない人たちも多くいる事かと思います。どうか企業の経営層の方々にはある程度ワクチンや治療薬が開発され医療体制が安定するまで、国や地方自治体が補助金を出している今のうちにテレワークやリモートワークの導入を積極的に行なって欲しいものです。
余談になりますが、自分の知り合いに転職コンサルタントをしている方がいて今回テレワークやリモートワークを会社が実施しているかどうかをキチンと調べているそうです。
新卒者もですが転職者もそういう情報には敏感になっているそうで、テレワークやリモートワークを積極的に導入しているか、つまり社会の変化に対応できる会社かどうかは今後の会社選びの1つの指針にもなっているそうです。テレワークやリモートワークを実施していない企業は正直勧めにくいし勧められないとも言っているので、今後の採用に大きな影響を与えていく事になるかも知れませんね。
当たり前の健康に感謝し当たり前の日常に1日も早く戻るその日まで、今はジッと耐えるしかありません。